合格物語1

早い段階で志望校を決定することはいいことだ、しかし・・・・

二学期になったら今の段階での目標高校を設定してみよう。 それはこの2学期以降の勉強の目標となるからだ。 設定する時の注意は今の成績でも合格できる高校を選ばないこと。 

少し高すぎるかも・・と思えるくらいでもいい。

 

合格物語 パート① 

Aくん

3年前に在籍した生徒の話である。

その生徒が10月の時点で早々と私立専願を決定した。

公立高校の合格判定では上の高校に行くには成績が足らない、下の高校では余裕がありすぎる。 その生徒の保護者は大学進学のことを考えれば少し上の私立高校を専願させよう、と考え私立専願を決定された。

 

保護者とすれば早いうちから志望校を設定したほうがいいと思われたのだろうが逆効果だった。

設定された私立高校は夏休み明けのその生徒の実力のテストの結果で合格安全圏と判定された高校だったからだ。

 

もちろん最終的にその生徒は目標の私立高校に合格できたのだが、2学期中間以降の定期テストの成績が下がっていた。 本人はわかっていないかもしれないが、明らかに手を抜くようになった。 

 

 

9月に第一次の志望校を設定しよう。

今後の勉強の目標となる高校を選ぼう。