東大、京大等に合格する生徒の秀でたところは「逆算する力」だと言われます。 目標を設定して自分の位置を確かめて今の位置から目標の一まで一定期間で到達するためには何をすればいいのかを考える力、これが逆算の力です。
高校入試に置き換えてみましょう。 5月末に塾内で実力試験を実施します。この結果を見て目標高校を定めます。
ここで現在地と到達点を決めます。
さあここからが逆算です。
到達点に達するためにはどの科目をどこまで高める必要があるのか。 そのためには7月までにどんな問題集を1冊仕上げるのか。
夏休みにこれだけ勉強して夏休み明けの実力テストで偏差値何点を目指すのか。
その後の2学期の間、どんな問題集をどのくらいまでに仕上げるのか。
11月の実力テストで偏差値何点を目標点にするのか。
12月になると冬期講習で最終調整する。
このように逆算計画を立てます。目標どうりに行かないときはその都度、調整します。
さあ、新学期です。しっかり逆算してください。