学習的自立のすすめ
学習的自立の定義は「自分で勉強できる力が身に着いた状態」です。
「自立」というのは「何もかも自分一人でやる」という意味ではなく、「自分は何ができて、何ができないか」を知って、「必要なサポートを取捨選択すること」だと思います。
これが自分でできるようになるにはスポーツの様にある程度練習期間が必要ですが
理解度診断テストを実施し、自分の(できる問題)と(できない問題)を見分けることができます。
10の問題を解く練習の場合
「7できて3はできない」ならレベル7
「8できて2できないなら」レベル8という風に基礎力を計ります。
この基礎力は勉強するにしたがって上がってきますのでその都度レベルは変更します。
たとえばレベル8の生徒は「レベル8の問題を8問解く練習をします。そしてレベル9の問題を2問挑戦します」この時その2問についてサポートが必要なので講師がサポートします。
同様にレベル5の生徒は「レベル5の問題を8問解く練習をします。そしてレベル6の問題を2問挑戦します」この時その2問についてサポートが必要なので講師がサポートします。
このようにしながら自分のレベルを上げてきます。これが「自立学習」です。
「自立学習」と聞くと
(先生は何もしないでただ生徒がどんどん自分で問題を解いていくだけで自分で家で勉強しているのと変わらない)というイメージをお持ちの方も多いですが「自立学習」の基本は(学習コーチのもと勉強している学習法)です。
学習コーチはその生徒に合わせた学習カリキュラムを作成し生徒はそれをどんどんこなしていく。問題にぶつかればその都度学習コーチは技術的なサポートだけでなく精神的なサポートも行う。
これが「自立学習」です。