やっぱりコツコツが勝つ!

2024年の卒業生の中で大阪公立大学付属工業高校(大阪高専)に合格できた生徒がいます。偏差値60以上の工業高校ということで高校卒業した生徒は多くの会社から引く手あまたですぐに就職が決まります。この高校に合格できたF君のことを紹介します。

彼は小学生の時からプログラミング教室に通ってきてくれました。こつこつと努力し中学2年でジュニアプログラミング検定1級に合格しました。このように書くと最初からできる生徒だったのだなあ、という印象を持たれるかもしれませんが彼は決して突出してよくできる生徒ではありませんでした。しかしコツコツと努力する生徒でした。塾を欠席したことはほとんどなく、定期テスト前の対策授業は毎回すべて受講しました。(午後特訓も土日の長時間特訓もすべて受講しました)もちろん春期夏期冬期もすべて受講しました。なぜそんなに頑張ったのか? 彼は中1の時から大阪高専に入りたかったのです。そして今の実力では合格基準に達していない、ということを十分に把握していたのです。彼の中学1年時の定期テストの平均は5科目で375.5点でした。これでは基準に達していません。 中学2年の時平均が391.6点になりました。しかしまだ足りません。中学3年時の頑張りがとても大きかったと感じます。苦手の数学も徐々に理解が深まってきているのが教えていてわかりました。中学3年修了時は平均で407.3点になっていました。実力テストも偏差値がどんどん上がってきました。やっと基準に達しました。でも合格できるかどうかは時の運です。その年の競争率で普段合格できる成績でも不合格になるということは多々あります。合格できたと聞いたときは本人はもとより私たちも飛び上がって喜びました。

 彼だけでく別の生徒も中1時5科目200点、中2時220点、中3時240点と毎年約平均で20点ずつ上がっている生徒もいました。彼らに共通していることは今の成績に腐らず、コツコツと塾に出席し授業を受け続けたことです。 機会あるごとに勉強時間をふやし、淡々と続けていく生徒が最後には成績向上という成果を手にしています。

ああ、やっぱりコツコツが一番強いなあ、と改めて感じた卒業合格状況でした。